あっという間の二日間!
このプロジェクトがスタートした時から、私がイメージしてきた通りの、いえ、それ以上の最後でした。終わってみて、ああ、もっとこうすれば良かったな、と反省をいつもするのですが、今回はそれが全くないほど完璧でした。それぞれのスタッフの目が舞台に行き届き、気持ち良いくらいの張り詰めた緊張感の中で目配せ、手の合図、そういったことがスムーズに行われ、テンポよく舞台が進みました。お客様も手拍子、拍手、をしてくれ、笑い声もあったそうで、楽しんでくれたことが伝わりました。
手話の舞台は「目で見る舞台」です。
ミュージカル、と聞くと、聞こえないから、と言われそうですが、ダンスを見るだけでも感じ取ることはできます。さらに、どんなイメージの音楽なのか、どんな気持ちの場面なのか、それを視覚的にも伝えるために、照明、音響、衣装、全てにおいて妥協せずにきました。演出の私自身が聞こえない立場だからできたことです。
今回、本当にスタッフに恵まれました。時にはアドバイスをいただき、私自身も勉強させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
また、このプロジェクト自体、出演者の参加がなければ成り立たなかったでしょう。
このプロジェクトに関わった全ての方に感謝いたします。
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